多くの方にとって人生の中で最も大きな買い物となるであろうマイホーム。
マイホームと賃貸どちらが将来的に得をするのかについて悩む方も多いではないでしょうか。
そこでこの記事ではマイホームと賃貸どちらを選ぶべきなのか自分なりの考えを紹介していきます!
結論として、マイホームと賃貸どちらが良いかは費用だけでなくそれぞれのライフスタイルや安心感などの前提条件により異なってきます。
どちらが優れているという事ではなくそれぞれのメリットとデメリットを理解したうえで自分に合った方を選んでいきましょう!
それではマイホームと賃貸のどちらが自分にとって合っているかをさっそく見ていきましょう!
- マイホームの購入を検討している!
- マイホームと賃貸どちらを選ぶべきか知りたい!
- マイホームと賃貸それぞれにどのようなリスクがあるか知りたい!
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マイホームのメリットとデメリット!
まず初めにマイホームのメリットとデメリットについて説明していきます!
マイホームのメリットには以下のようなものが挙げられます。
- 住宅ローンを完済したら住居費を抑えることができる!
- 自分の好きな空間を作りあげることができる!
- 長く住める家を手に入れたという安心感を得ることができる!
- 次の世代に家と土地を引き継ぐことができる!
それぞれの項目に関して詳しく解説していきます!
1.住宅ローンを完済したら住居費を抑えることができる!
マイホームは高額な買い物であるため住宅ローンを組んで購入する方が大半になります。
賃貸では家賃が一生かかるのに対し、マイホームでは住宅ローンを完済すると残りの支払いは固定資産税と修繕費程度になります。
老後の住居費を抑えることが出来るため老後に必要な貯蓄額を抑えることができます!
2.自分の好きな空間を作りあげることができる!
マイホームの魅力の一つとして自由な空間設計が可能なことがあります。
賃貸では決まった間取りの中から選ぶのに対して、注文住宅では自分の好きな間取りで家を建てることができます。
自分の趣味嗜好に合わせた自分だけの空間を作り上げることが出来るため、自身の生活の質を上げることができます!
3.長く住める家を手に入れたという安心感を得ることができる!
マイホームを手にすることで今後の住居に対する不安を少なくすることができます。
賃貸では資金繰りがうまくいかなくなり家賃を払い続けることが出来なくなると、もっと家賃の低い家に引っ越す必要が出てくるなど住む場所の安定性に欠ける側面があります。
その点、マイホームでは住宅ローンを払い終えると老後の住居に対する心配が少なくて済むことにより安心感を得ることが出来ます!
4.次の世代に家と土地を引き継ぐことができる!
マイホームのメリットとして家と土地を自分の子供に引き継ぐことが出来ることがあります。
賃貸では自分がなくなった場合は有形の資産として残すことが出来ません。
一方マイホームの場合はリセールバリューの良い土地や家を選ぶことが出来れば自分の子供に資産として引き継ぐことが出来ます!
続いてマイホームのデメリットについて紹介していきます。
- 長期にわたりローンを返済し続ける必要がある!
- ローン返済が終わっても固定資産税や修繕費がかかる!
- 簡単に住み替えができない!
- 売却価格は購入時より大きく下がる可能性が高い!
それぞれの項目に対して詳しく解説していきます!
1.長期にわたりローンを返済し続ける必要がある!
マイホームは高額な買い物であるため住宅ローンを組んで購入する方が大半になります。
住宅ローンの一般的な最長借入期間は35年となっており、その間返済を続ける必要があります。
もし何らかの事情で今の収入が減少した場合、ローンを返済していくことが出来なくなりマイホームを手放さなければならないリスクがあります。
2.ローン返済が終わっても固定資産税や修繕費がかかる!
マイホームはローン返済が終われば住宅費がかからないと誤解されている方も多いのではないのでしょうか。
マイホームの場合、ローン返済のほかに家を保有することによる固定資産税が毎年かかったり、家の耐用年数経過に伴う修繕費がかかります。
単純に家賃よりローン返済額が安いからマイホームを選ぶといったことはしないようにしましょう!
3.簡単に住み替えができない!
マイホームは住居が安定する反面、一度購入すると基本的に売却しない限りずっとその場所に住み続ける必要があります。
結婚や転職などでライフスタイルが変化する時にもその家を中心に考えなければならずマイホームが足かせになる場合があります。
4.売却価格は購入時より大きく下がる可能性が高い!
もしも何らかの事情でマイホームを売却する必要が出た場合、リセールバリューが良い家を選ぶことが出来れば別ですが、大半の場合マイホームの売却価格は購入時より大きく下がります。
価値が下がる理由には耐用年数も関係しますが、特に大きく関係するのが新築購入時の広告費です。
新築のマイホームの価格には販売のための広告費が乗せられていることが多く、購入した段階で資産価値が1~2割下がることが多いです。
賃貸のメリットとデメリット!
賃貸のメリット
1.住む場所を自分の環境に合わせて変化させることができる!
賃貸では一つの場所に住み続ける必要がなく住環境を容易に変化させることが可能です。
ライフスタイルの変化や近隣との関係で問題が起きた場合も賃貸ではマイホームより容易に住む場所を変えることができます!
2.住宅ローンのリスクを背負わなくて済む!
賃貸では住宅ローンを組む必要がないので返済のリスクを背負わなくて済みます。
住宅ローンは一般的に最長35年間もの間返済を続けなければなりません。
その間に職を失ったりして返済が滞るとせっかく購入したマイホームを手放さなければならなくなる可能性もあります。
賃貸ではそのような返済に追われる気持ちの負担がありません!
3.不動産価格下落の影響を受けない!
賃貸では売却の心配をしなくてよいため不動産価格の動向を気にして住む場所を選ぶ必要がありません。
マイホームではリセールバリューの良い土地や家を選ぼうとすると住む場所や物件がかなり限られてしまいます。
一方賃貸では売却の心配をして選ぶ必要がないので、例えば会社への通勤に効率が良い場所を選んだり、自分の好きな間取りの物件から選ぶなんてことも可能です。
続いて賃貸のデメリットについて紹介していきます。
1.家賃を払い続ける必要がある!
賃貸では住み続けている間家賃が発生し続けます。
そのため老後の備えに家賃分の住居費を確保しておく必要があります。
また、家賃を長期にわたって払うことにより結果的にマイホームより住居にかかる費用が多くなる可能性もあります。
2.自分の使い勝手に合わせた空間を作り上げることが難しい!
賃貸では間取りが決まっている物件から選ぶことが基本となります。
そのため自分が理想とする間取りを探そうとすると時間と手間がとてもかかってしまします。
また、運よく自分の好きな間取りの物件に巡り合えたとしても会社への通勤や周辺環境を考慮した結果、住むことを断念しなければならないといった可能性もあります。
3.高齢になると借りられる物件が制限される場合がある!
年を重ねてくると自分の身体に合わせた物件を選ぶ必要が出てきます。
間取りだけでなくバリアフリーへの対応や周辺の環境、駅までの道中の坂の有無など考慮するべき点が多くなる傾向があります。
また、年齢を理由に賃貸契約を断られるといった可能性も考えられます。
マイホームと賃貸どちらを選ぶべき?
マイホームと賃貸のメリット、デメリットを理解してもらったうえで、どちらを選ぶべきか自分なりの考え方を紹介していきます。
結論として、マイホームと賃貸どちらが良いかは費用だけでなく、それぞれのライフスタイルや安心感などの前提条件を整理して選択しましょう!
まずは一番気にかけている方が多いであろう金銭面に関して説明していきます!
金銭的にどちらがお得なのかは現在では判断できません。
理由は購入したマイホームの価値が将来上がるのか下がるのか判断できないからです。
もしも、リセールバリーの良い家が買えれば間違いなくマイホームの方が金銭面でお得といえるでしょう。
また、先ほども書きましたがマイホームはローンの返済が終われば住居にかかるお金が無くなるわけではありません。
よって家賃よりローン返済額が少ないからマイホームの方がお得といった考え方は絶対にしないようにしましょう!
次にリスク面に関して説明していきます!
マイホームのリスクとして長期に渡る住宅ローンの返済リスクがあります。
一方賃貸では老後の住居費を貯蓄していく必要があります。
これまでの説明を聞いてローンを背負うことが気持ち的に少しでも重たいと感じる方は賃貸をおすすめします!
最後に環境面に関して説明していきます!
マイホームでは今後の未来がどうなるかわからない中で生涯住む場所を1つに絞ることはとてもリスクがあります。
今は栄えていたり、利便性の高い場所でも10年後20年後どうなっているかはわかりません。
よって転職や家族構成の変化などライフスタイルの変化が大きい年齢に低いうちは賃貸を活用することをおすすめします。
高齢になってライフスタイルが落ち着いたらマイホームにする方が環境面でのリスクが小さくなると考えます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事ではマイホームと賃貸のメリット、デメリットと自分に合うのはどちらかについて説明してきました。
色々と記載してきましたが自分はマイホームを持つことを否定するつもりは一切ありません。
一番は自分がどうしたいのかが重要です。
様々なリスクを知って、それを受け止めた上でマイホームを建てることは全く問題はありません。
重要なことはメリットやデメリットを知らなくて失敗することです。
マイホーム、賃貸の良い面、リスクになる面をきちんと知って今後の選択に役立ててください。
この記事が少しでも皆様の参考になれば幸いです!
以上、あるでした!