今回の記事では楽天銀行と楽天証券で起こる2つの改悪について説明していくよ!
2021年12月27日に楽天から2つの改悪が発表されました。
2021年は楽天経済圏で多くの改悪が行われてきましたが、その中でも今回の改悪はトップクラスの改悪内容となりました。
今回の改悪で多くの方が他社の経済圏へ乗り換えるべきか悩んでいるかと思います。
そこで本記事では発表された改悪内容の詳細と今回の改悪に対する自分なりの対策方法を紹介していきます!
結論としては、楽天証券を変わらず使用し続ける事がおすすめで、楽天経済圏も即脱出する必要はないと考えます。
ただし、今後の改悪により経済圏を移行することになった時のための準備を進めていく必要があると考えます!
それではさっそく今回の改悪内容について見ていきましょう!
↓楽天経済圏の始め方を知りたい方はこちらの記事を参考にしてください!
楽天銀行、楽天証券の2つの改悪内容!
早速今回発表された2つの改悪について内容を説明していくよ!
1.楽天銀行でマネーブリッジ設定後の普通預金金利が残高300万円を超える部分に対して年0.1%から年0.04%になる!
楽天銀行では楽天銀行口座と楽天証券の資金移動を自動化できるマネーブリッジを設定した人は預金残高に関係なく年0.1%の高い優遇金利を受けられます。
メガバンクの普通預金金利が年0.001%なので、楽天銀行では約100倍もの金利をもらえていました。
その優遇金利が2022年4月1日から、預金残高300万を超える部分について年0.1%から年0.04%に改悪になってしまいます。
例として預金1,000万円を1年間預けた場合、今までは『1,000万円×0.1%』で1万円の利息をもらえていたのが、今後は『300万円×0.1%+700万円×0.04%』の5,800円しかもらえず4,200円も減額となってしまします。(ここでは税金は考慮していません。)
4,200円あれば3人家族で外食に1回行ける金額なので、今回の改悪の影響がとても大きいことがわかるかと思います。
2.楽天証券のハッピープログラムで投資信託の残高10万円ごとに毎月3~10ポイント貰えていたのが、一定残高達成時のみ付与となる!
楽天証券と楽天銀行のお客様優遇サービスであるハッピープログラムの1つに、楽天証券で月末時点に投資信託を50万円以上保有している方を対象に投資信託残高10万円ごとに毎月3~10ポイントが貰えます。
例えば『eMAXIS Slim全世界株式』の場合、投資信託残高10万円ごとに毎月3Pを貰えていました。
そのサービスが2022年4月1日から、月末時点の残高が一定残高を達成した時のみ1度だけポイントが付与される形に改悪されます。
例として『eMAXIS Slim全世界株式』の投資信託を1,000万円分保有していた場合、今までは毎月300ポイントもらえていたのが、今後は銘柄に関係なくすべての投資信託を合算して月末時点で初めて1,000万円に到達した1度だけ500ポイント付与されて終了となります。
今までなら年利に換算すると年0.036%分のポイントがもらえていたので今回の改悪の影響がとても大きいことがわかるかと思います。
改悪に対する対応方法!
次に今回の改悪に対する自分なりの対応方法を説明していくよ!
1.楽天銀行での普通預金は300万円までとし、それ以上のお金はあおぞら銀行BANKに預ける!
楽天銀行の改悪には以下の方法で対応することがおすすめです!
- 楽天銀行での普通預金300万円で年0.1%の高い優遇金利を得る!
- 楽天銀行での普通預金300万円でスーパーVIPの会員ステージにより振込手数料無料等の優遇を受ける!
- 残りの資産はあおぞら銀行BANKで年0.2%の高い優遇金利を得る!
まず、普通預金300万円までの部分は銀行として使い勝手の良い楽天銀行にそのまま預けることがおすすめです!
また、楽天銀行では預金金額に応じてATM使用料や振込手数料が一定回数無料となるハッピープログラムがあります。
普通預金300万円ではスーパーVIPの会員ステージとなり2022年1月現在ATM使用料が月7回まで無料、振込手数料が3回無料の特典を得ることが出来ますので活用していきましょう!
次に、楽天銀行で金利が年0.04%となってしまう300万円以上の資金はあおぞら銀行BANKに預けて高い金利で運用することがおすすめです!
あおぞら銀行BANKは、普通預金の金利が年0.2%と魅力的なネット銀行です。
ただし注意点として、振込手数料等の優遇は楽天銀行の方が優れているので頻繁に引出しをしない資金を預けるようにしましょう。
以上が楽天銀行改悪に対する対応方法となります。
2.楽天証券で保有している投資信託の残高が大きく、今後も長期運用をする方はSBI証券に移し替えることも検討する!
楽天証券の改悪には保有する投資信託をSBI証券に移管することを検討することがおすすめです!
SBI証券では月間の平均保有金額に応じてポイントがもらえる投信マイレージサービスがあります。
例えば『eMAXIS Slim全世界株式』 では年0.0462%程度のポイントが付与されるので、投信残高が100万円の場合毎年462ポイントが付与されます。
また、SBI証券ではゴールド以上の三井住友カードを保有している場合、クレジットカードでの投信積立を行うと楽天証券と同様ポイントが1%還元されます!
これらの理由により保有している投資信託の残高が大きく、今後も長期運用をする方はこの先もらえるポイントも多くなるのでSBI証券への移管を検討することをおすすめします!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事では今回発表された楽天経済圏の2つの改悪とその対策方法について説明してきました。
2021年は色々と改悪がありましたが、現状楽天が経済圏の中でトップクラスの還元率であることに変わりありません。
よって引き続き楽天経済圏を活用しつつ、他の経済圏の動向を注視していきましょう!
もしも、まだ楽天経済圏に入っていない方はこの機会に始めてみることをおすすめします!
自分も楽天経済圏を活用することにより月に1万ポイント以上獲得しています!
月に1万円の不労所得を配当金で得ようとすると約350万円ほどの資金が必要となるのでそのインパクトはとても大きいです!
ポイント実績が気になる方は宜しければこちらの記事を参考にしてみてください!
この記事が少しでも皆様の参考になれば幸いです!
以上、あるでした!