こんにちは『ある』です。
皆さんの中には、今持っている現金をどのくらい株式や投資信託に投資していけばよいのか割合を悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そんな時に重要になってくるのがアセットアロケーションです!
アセットアロケーションとは簡単に言うと現金や株式などをどのような割合で資産配分するかを決定することです。
アセットアロケーションは千差万別で決まった正解があるわけではないので、自分のリスク許容度や家庭環境を考慮したうえで決めていくことが需要です。
そこでこの記事ではアセットアロケーションとは何かについてとアセットアロケーションを決めていくときの考え方について解説していきます!
自分が実際に目標としているアセットアロケーションの実例も合わせて紹介させていただきます!
- アセットアロケーションとは何か知りたい!
- 自分のアセットアロケーションを決めたい!
- 他の人のアセットアロケーションを見てみたい!
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アセットアロケーションとリスク許容度
アセットアロケーションとは、アセット(asset)(資産)とアロケーション(allocation)(配分)を組み合わせた「資産配分」を意味します。
現在所有している資産を現金や株式、債券、不動産などどんな種類の資産にどれだけの割合で投資するか配分を決めることをアセットアロケーションと言います。
このアセットアロケーションを決めるにあたり最も重要になってくるのがリスク許容度です!
リスク許容度とは投資に対するリスクを精神的にどれだけ受け入れられるのかを表すもので、リスク許容度が高いほど多くのリスクを受け入れられます。
リスク許容度を決める要素の一例とその項目に対してどちらが一般的にリスク許容度が高いとされるかを示した表が下記となります。
要素 | リスク許容度 |
---|---|
年齢 | 年齢が若いほどリスク許容度が高い |
家族構成 | 独身、夫婦だけの方がリスク許容度が高い |
職業 | 公務員、会社員の方がリスク許容度が高い |
収入 | 収入が多いほうがリスク許容度が高い |
働き方 | 共働きの方がリスク許容度が高い |
資産額 | 資産が多い方がリスク許容度が高い |
投資の経験 | 経験が長いほどリスク許容度が高い |
リスク許容度を越えた投資は、普通自動車しか運転する技術しかないのに、F1マシーンを運転するようなものなのです。
まずは自分のリスク許容度を理解し、その範囲内で投資をしていくことを意識していきましょう!
リスク許容度の重要性が分かったところで、次はアセットアロケーションの決め方について具体的に解説していきます!
アセットアロケーションを決める2つのポイント
アセットアロケーションを決めるにあたり悩んでしまう一番の原因は決まった正解がないからです。
そこで、今回は初めてアセットアロケーションを決めるにあたり必ず考えるべき重要ポイントを2つ紹介していきます!
- 安全資産(生活防衛資金、予備資金)
- リスク資産割合
もちろんこれ以外にも考える必要がある項目もありますが、初めての方はまずはこの2点を決めましょう!
各ポイントを実際の自分のアセットアロケーションと一緒に解説していきます!
ポイント1:安全資産(生活防衛資金、予備資金)
まずは安全資産について説明していきます!
安全資産とは、預金、日本国債などの元本割れのリスクがない資産のことで「無リスク資産」とも呼ばれています。
安全資産はさらに『生活防衛資金』と『予備資金』の2つに分けて考えていきます。
『生活防衛資金』とは、ケガや病気など自身に何か起こった際に復帰までの一定期間の生活を維持できるように蓄えておくお金のことです。
貯蓄額の目安は最低限の月間の生活費の半年から2年分を蓄えておくことがおすすめです。
貯蓄においてはこの生活防衛資金を第一段階として貯めることを目標にしましょう。
『予備資金』とは、今すぐに使う予定はないが、近い将来に用途が決まっていて蓄えておくお金のことです。
結婚資金、教育資金、介護資金、住宅資金などが該当します。
ここで我が家の安全資産振り分けの具体例を紹介していきます!
- 生活防衛資金(400万円)(生活費10カ月分)
普通預金:100万円(金利:0.1%)
社内預金:300万円(金利:0.5%) - 予備資金(100万円)(生活費の支払いが多くなる月の支払い用)
普通預金:100万円(金利:0.1%)
生活防衛資金としては、月の生活費を40万円として10か月分の400万円を貯蓄しています。
生活防衛資金を生活費の10か月分として理由は、もしもリストラなどにより職を失っても10か月あれば落ち着いて再就職先を選択できると考えたからです。
予備資金としては、月の生活費の支払いが大きくなったときのために100万円を貯蓄しています!
今後は子供が大きくなった時の学費の支払いに向けて予備資金の枠を大きくしていく予定です。
以上が我が家の安全資産のアセットアロケーションになります。
上記を参考にご自身の安全資産を決めていきましょう!
ポイント2: リスク資産割合
続いてリスク資産について説明していきます。
リスク資産とは、株式などの相場変動で資産価格が上下し、元本割れが起こる可能性がある資産のことです。
リスク資産の割合を決めるうえで重要なのが先に紹介した自分のリスク許容度を理解することです。
リスク許容度の範囲内の投資を意識して適正なリスクをとりながら、自身が心地よいリスク資産の割合を決めていくことが重要です。
リスク資産の割合を決めるときは下記の3点について注意して決めていきましょう!
- 投資目的を見失わない!
- リスク許容度を見誤らない!
- 投資だけでお金持ちになろうと絶対に思わない!
我が家のアセットアロケーション
安全資産とリスク資産について理解したところで、いよいよここからは我が家が目標とするアセットアロケーションについて紹介していきます!
まずは2022年7月現在の自分のアセットアロケーションがこちらとなります!
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まず表の下段の『キャッシュ』に関して説明していきます。
キャッシュは先ほど説明した安全資産に当たる部分であり、『普通預金』、『社内預金』、『外貨』の3つに分配しております。
先ほど説明した生活防衛資金と予備資金の合計500万円については、普通預金と社内預金に入れています。
普通預金が生活防衛資金と予備資金を合わせた金額より多くなっているのは、『投資準備金』を確保しているためです。
『投資準備金』とは、今後の積立投資用の費用や相場下落時の株式の追加購入に充てるための投資用の予備資金のことです。
外貨に関しては、米国株式(米国高配当ETF) の配当金の積み立てとなっています。
今後は米国株式(米国高配当ETF)への再投資や普通預金に変換していく予定であり、運用として外貨を保有しているわけではないのでキャッシュの項目に入れています!
続いて表の上段の『投資』に関して説明していきます。
『投資』 は『国内株式』、『米国株式』、『投資信託』の3つに分配しています。
『国内株式』に関しては、配当金を目的とした高配当株の個別銘柄を中心に購入して保有しています!
安定した日本円の不労所得を得ることで今後の収入の多角化を図ることを目的としています!
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『米国株式』に関しても、今後の収入の多角化を目的として配当金を目的とした高配当ETFを中心に購入して保有しています!
円だけの不労所得ではリスクが高いため成長の可能性が高いドルでの収入を得ることを目的として投資しています!
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『投資信託』に関しては、老後資金を目的としてつみたてNISAやジュニアNISAなどを活用して毎月積み立てを行っています!
続いては今後5年間での目標としているアセットアロケーションを紹介していきます!
30代のうちに資産3,000万円を築き上げることを目標に、上記グラフの割合でのアセットアロケーションに近づけていく計画としています!
安全資産については、現状とは大きく変えずに普通預金200万円、社内預金300万円、投資準備金200万円の配分を目標としています。
リスク資産については、国内株式600万円、米国株式600万円、投資信託1,200万円の配分を目標としています。
国内株式、米国株式については、高配当株での配当金を配当利回り3%として月3万円の不労所得を得ること目標としています。
投資信託については、リタイアまでに2,000万円の資産を築き上げることを目標にドルコスト平均法での毎月積み立てを継続していく計画です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事ではアセットアロケーションとは何かについてとアセットアロケーションを決めていくときの考え方について解説してきました!
最初に説明した通りアセットアロケーションはそれぞれの生活様式や家族構成、世帯年収などでも変わっていくのでここで紹介したのはあくまで例の一つです。
この記事を参考に皆さまが適切なアセットアロケーションを設計できれば幸いです!
以上、あるでした!